そば前って何?
そば前とは、そば屋での粋な酒の飲み方として昔から言われています。 昔、そば屋に入れば、まず「そば前(お酒)」を頼み、ぐいと引っ掛けて、そばをいただく。「中入り」と称してまた一杯。この間に、ちょっとしたつまみを頼んで仕上げにそばをいただく。最後に「箸荒い」と称してさらに一杯。酒飲みを弁護するような話ですね。 ガスコンロがなかった頃に、釜が吹き上がるまでの間、お酒を飲んで、軽くつまみを食べて、そばを待っていたことから、そば屋でお酒を飲むことを「そば前」というようになったそうです。